Carly Simon - Nobody Does It Better - The Spy Who Loved Me
Carly Simon - Nobody Does It Better - The Spy Who Loved Me

ニューヨーク・ブロンクスの非常に裕福な家庭の子女として育った。父親は米国の大手出版社サイモン&シュスター創業者のリチャード・L・サイモン(英語版)。1964年に姉のルーシーとフォーク・デュオのサイモン・シスターズを結成する。
1971年2月、アルバム『Carly Simon』でソロ・デビューを果たす。「幸福のノクターン」「アンティシペイション」がヒットした。第14回グラミー賞(1972年3月開催)で最優秀新人賞を受賞。
1972年に、ミック・ジャガーがバックボーカルで参加した曲「うつろな愛 (You're So Vain) 」及びアルバム『ノー・シークレッツ』(プロデュースはリチャード・ペリー)をリリースし、翌1973年にはシングル、アルバム共に全米1位の大ヒットとなる。うつろな愛 (You're So Vain) 」のヒットに伴い来日。TV出演の際、「日本のファンに一言」と言われて来日第一声が "Drive carefully." であり通訳が笑いを堪えられず(訳は「運転に気をつけなさい」)日本の女性と違う自由の国アメリカから来た女性として強烈な印象を残した。
同1973年11月にはジェームス・テイラーと結婚し、後に2児をもうけた。二人の間に生まれた子どもは1988年のマーサズ・ヴィンヤード島でのライブに "IItsy Bitsy Spider" の子どもたちのコーラスとして参加している。余談だが、竹内まりやはこの時の憔悴し切ったカーリーを見て『元気を出して』を制作している。1974年にはテイラーとのデュエットによるカバー曲「愛のモッキンバード」及びアルバム『ホットケーキ』がヒットした。ジェームス・テイラーとは1983年に離婚した。
カーリー・サイモンは1970年代前半のシンガーソングライター・ブームの一翼を担った。当時の音楽シーンで内省的なアーティストが多かった中で、明るく活動的なイメージを持ち、女性アーティストとしてはキャロル・キングやジョニ・ミッチェルと並ぶ人気を誇った。
1977年には映画「007 私を愛したスパイ」の主題歌「私を愛したスパイ (Nobody Does It Better) 」が全米2位のヒットとなる。さらに1978年にはマイケル・マクドナルドと共作した「ユー・ビロング・トゥ・ミー」が全米6位を記録し、収録アルバム『男の子のように』はBillboard 200で10位に達した。1981年には自身初のスタンダード集『トーチ』を発表した。
1989年には映画「ワーキング・ガール(Working Girl)」の主題歌「Let the River Run」(邦題 ステップ・バイ・ステップ)でアカデミー歌曲賞を受賞している。
この曲は後にTBS系ドラマHOTELの主題歌として1990年に白鳥英美子、1992年に島田歌穂によってカバーされ、1994年にはドラマの挿入歌として使用された。
2005年にスタンダードのカバー集『ムーンライト・セレナーデ(英語版)』が全米7位を記録し、27年ぶりの全米トップ10アルバムとなった。
2022年5月4日、米Rock & Roll Hall of Fame Foundationのロックの殿堂にて、パフォーマンス賞を受賞。
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